2018 年に発足したパラクレー射撃部会は、数年前より開催されているパラクレーの国際大会ワールドカップ及び世界選手権大会にも積極的に選手を派遣しています。
海外でよく目にするのは、パラチームの中に一般射手や家族、友人を登録する制度があり、健常者と障害者がいっしょにプレイしている姿です。これにより活動の巾が広がり、競技そ のものが活性化していくのがよく分かります。
パラクレー射撃部会には、選手15 名、役員・コーチ 7 名、スタッフ 3 名が所属しておりますが、全日本パラクレー射撃選手権大会及び強化練習はメンバーだけでは運営も難しく、一般のシュ-ターの方々のご協力の元に活動をしているのが現状です。
日本においても一般射手及び障害の程度が軽い人、家族、友人等にサポーターとしてパラクレー射撃部会に登録する制度を設け、一般射手・サポーターの皆様には 2020 年の第 2 回全日本パラクレー射撃選手権大会から参加して頂いております。今後、健常者と障害者のクレー射撃(トラップ種目)が、分け隔てなく ONE TEAM として競技できるよう問題を共有・解決し、これから益々障害者スポーツの推進を図りながら、継続的な実施に繋がっていければと考えております。
ぜひご協力のほど、よろしくお願い致します。